会長あいさつ

 垂水区歯科医師会は、昭和32年に須磨垂水歯科医師会より分離独立し、昭和57年には、行政区画変更により西区歯科医師会が分離し、令和5年3月時点で、会員数113名、87歯科医療機関からなる学術団体です。歯科医師会内では研修会を開催し、研鑽を図ってきています。
 病院の歯科口腔外科とも連携を図り、より安全に治療を受けていただける体制づくりをしています。
 そして病院との連携を行い、がんなどの全身麻酔での手術や、放射線治療を安全に治療を完結するための一助となる、周術期口腔機能管理を積極的に推進しています。
 さらに2025年にできる神戸徳洲会病院に歯科口腔外科を誘致の実現に向けて活動しています。
 垂水区行政や垂水区医師会、垂水区薬剤師会をはじめ歯科衛生士会、あんしんすこやかセンター、各種団体と連携をはかり、多職種連携に力を入れ区民の皆様の歯と口の健康の向上に寄与しています。
 区民の皆様に歯や口の健康の啓発活動として、たるみ生き活き健康福祉フェア、市民健康セミナーに参画し、さらに西神戸医療センターが行なっています身近な健康講座にも講師を派遣しています
 また垂水区保健所での1歳6ヶ月児、3歳児歯科健診や、歯科保健活動に協力しています。
 学校、園保育所の歯科医師の推薦を行なっており、乳幼児、児童、生徒の歯科保健にも協力しています。
 会員の診療所では、神戸市の40歳から75歳までの節目の歯科健診、歯周病検診や妊婦歯科健診をおこなっていて、オーラルフレイル(お口の機能すなわち食べ物を咀嚼し、飲み込む一連の動作や、会話の際の舌の動きが衰える状態)は身体のフレイルに先立って起こり、このチェックを行うことで早期にご自分の状態を気づき、改善することで全身のフレイルに陥ることを防止することが出来ます。
 お口のなかを健康に保ち、機能を維持することが、全身の健康に繋がります。
歯周病は糖尿病、心臓病、動脈硬化の増悪因子です。認知症は、20本以上歯のある人や義歯を入れて機能回復をはかっている人は、歯のない人に比べてなりにくいといった報告があります。歯周病菌が、認知症に関わっているというデータも出てきています。このことについてもこのホームページのお口のミニ知識のところにあげていますので、ご一読いただけたらと思います。
 お身体が不自由で、歯科診療所に通院ができなくなった時、かかりつけ歯科医をお持ちでない方、またはかかりつけの歯科医が訪問歯科診療をされていない場合は、垂水区歯科医師会の歯科保健推進室にご相談ください。訪問診療をされている診療所を紹介いたします。
 垂水区歯科医師会では、かかりつけ歯科医を持っていただくことを推進しております。もしお持ちでない場合は、このホームページの垂歯会員の歯科医院検索からかかりつけ歯科医院選びの参考してください。
 垂水区歯科医師会は、地域住民の皆様に寄り添った活動を目指しています。
 人生100年時代を迎えるにあたって、今後とも健康寿命の延伸に関わる事業展開を図り、お口の健康を通じて生涯お口から美味しいものを召し上がり、そして会話を楽しみ、人生を楽しくいきいきと過ごしていただくお手伝いをさせていただきたいと思っております。

垂水区歯科医師会 会長 秀 有剛

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