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神戸徳洲会病院への歯科口腔外科設置の要望について

2022.03.18

 垂水区は、神戸市9区の中で人口は2番目に多く、高齢者数、要介護認定を受けている者は最も多いという現状にも関わらず、区内には歯科口腔外科を設置している病院はありません。ちなみに歯科口腔外科のない病院は、神戸市9区の中では垂水区と灘区だけであります。

 病院の歯科口腔外科は、国が進めていっています介護が必要となった方を地域で支えるという地域包括ケアシステムの構成員であり、在宅歯科医療の後送病院として、また歯科治療が必要な障がい者や、歯科診療所にとっては困難な症例や基礎疾患を持つ患者さんの受け皿として安全に医療を行っていく上に必要不可欠となっています。さらに手術時術後の合併症の減少、がん治療の副作用の軽減など、患者さんの負担軽減や医療費の削減にもつながる周術期口腔機能管理の担い手として、医科歯科連携の要となっており、その重要性は高まっております。

 令和7年に神戸徳洲会病院が、垂水駅にほど近い垂水体育館、養護学校跡地に新病院を開設されることになっております。垂水区歯科医師会では、その病院に歯科口腔外科を設置していただくため5151筆の署名を集め、神戸市行政、神戸徳洲会病院に要望しております。

 これまで、残念ながら他区や、市外の病院の歯科口腔外科に紹介せざるを得ませんでした。神戸徳洲会病院に歯科口腔外科が設置されることで地域医療が充実し、区民の皆さまの利便性の向上につながりますので是非ともご支援よろしくお願いします。

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